ど根性ガエル DVD Blu-ray シャツ
昔ならば平日と土曜日の午後8時までの子どもたちの楽しみのアニメとして、今ならば学校の勉強や仕事の一区切りついた土曜日の気分転換の娯楽として、といったところかなあ。
あの『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて1970年31号から1976年24号までの連載、単行本として全27巻発売することになった、吉沢やすみの漫画を原作に、1972(昭和47)年10月中旬から1974(昭和49)年9月下旬までは第1弾のアニメとして、1981(昭和56)年9月7日上旬から1982(昭和57)年3月下旬までは第2弾のアニメとして、それぞれ放送。
ここまでのあらましを振り返れば、カエルのピョン吉が公園(東京都練馬区の石神井公園がモデル)にほど近い原っぱにいたところに、地元の中学生・ひろしが小石につまずき倒れ込んで来て潰されてしまうが、なぜかピョン吉はひろしのシャツに張り付き、「平面ガエル」として生きていくことになって、ひろしのガールフレンドの京子、後輩の五郎、番長のゴリライモ、教師生活25年の町田先生、美人教師のヨシ子先生、寿司屋の職人・梅さんや、その恋のライバル・南先生ら、多彩な登場人物を巻き込んでのドタバタ劇を繰り広げるギャグ漫画。
あの第2弾終了から、33年3ヶ月弱の歳月が流れて...。
2015(平成27)年7月上旬からは、日本テレビ土曜ドラマにて、実写版が放送へ...。
脚本は、2013(平成25)年1月中旬より同局・同時間帯に放送された『泣くな、はらちゃん』を手掛けた、岡田惠和。
そのファンタジーを交えた人間としての温かみが懐かしかったのか、ついつい魅入ってしまった。
本放送では、原作から16年後の後日談という設定のオリジナルストーリーで、「生きることの楽しさ」をテーマの一つとし、30歳になった「ひろし」と「ピョン吉」の姿を中心に描写。
原作の時代設定は1970年代でも、ドラマ版は2015(平成27)年を舞台に合わせる形で、ひろしたちの少年時代も1999(平成11)年頃に変更。
原作の舞台は東京都練馬区の石神井公園周辺でも、ドラマ版は葛飾区立石が舞台。 近くに見える東京スカイツリーといい、2020(平成24)年の東京オリンピックを意識しているかのよう。
松山ケンイチ演じるひろしは、仕事での挫折からのニート転落や口先だけの威勢のいいべらんめえ口調から、あの山田洋次監督の映画『男はつらいよ』での渥美清演じる寅さんに近いかなあ。
それ以上に注目してしまったのが、ピョン吉の声を演じる満島ひかり。
アニメ版の千々松幸子の声に匹敵するくらいの力量ゆえに、ピョン吉のかわいさに魅入ってしまったと同時に、声にも聞き惚れてしまった。
なお、ドラマ・映画のアニメパートは、スタジオでの別収録で声を当てるが、本作では満島ひかり自身も撮影現場に赴いて、演者たちの演技と同時にリアルタイムで声を当てていたというから、脱帽もの。
ほかにも、忘れられない。
バツイチとなった、京子ちゃんこと前田敦子。
警察官となってもひろしを先輩と慕う、五郎こと勝地涼。
家業のパン工場を継ぎ社長となった、ゴリライモこと新井浩文。
宝寿司の親方になっても16年変わらず、よし子先生一筋の、梅さんこと光石研。
ひろし卒業の中学校で今も美貌のマドンナ先生の、よし子先生こと白羽ゆり。
お嬢様育ちで気の若い、京子のおばあちゃんこと白石加代子。
校長に昇格し「教師生活41年」となる、町田校長ことでんでん。
いつもひろしを叱咤する肝っ玉母さんぶりで日々を過ごす、ひろしの母こと薬師丸ひろ子。
多少の粗があっても愛すべき温かき人たちばかりだった。
まず最初に、改めて8月7日金曜日発売の『ど根性ガエルDVDブック 昭和カルチャーズ』(KADOKAWA)に目を通してから、実写版のDVD/Blu-ray鑑賞といこうかなあ。
発売は、2016(平成28)年1月20日水曜日。 封入特典と特典映像が楽しみだ。
そして、【ど根性ガエル ピョン吉半袖プリントTシャツ】と【ど根性ガエル ピョン吉7分袖プリントTシャツ】を身に着けて、元気よく駆け回る子どもたちの姿、増えてくれたら嬉しいなあ。
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