寺尾聰 仰げば尊し 先生
となれば、失礼ながら意外な気持ちに...。
寺尾聰が吹奏学部の先生....。
すなわち、1980年代に神奈川県立野庭高校を全国有数の吹奏楽の名門校に育て上げた中澤忠雄先生をモチーフにしたヒューマンドラマ、あのTBS日曜劇場にて『仰げば尊し』として、7月より放送開始...。
しかも、あの熱血高校教師(佐藤隆太)と野球部の問題児たちが甲子園を目指す2008(平成20)年4月より放送の同局系人気ドラマ『ROOKIES』の脚本家・いずみ吉紘と演出陣が再集結とのこと。
2009(平成21)年3月発売の『ブラバンキッズ・ラプソディー 野庭高校吹奏楽部と中澤忠雄の挑戦』(石川たか子/三五館)や、同年5月発売の『ブラバンキッズ・オデッセイ 野庭サウンドの伝説と永遠のきずな』を原作とする、かの物語のあらましは、寺尾聰演じる元サックス奏者・樋熊迎一が事故の後遺症で音楽から背を向けていたものの、石坂浩ニ演じる校長からの招きで荒廃した高校に赴任してから...。
当然のごとく、夢を失っていた問題児たちを相手の吹奏楽指導は困難の連続...。
それでも再び夢を見い出し、真っ正面から生徒と向き合い、満身創痍で吹奏楽指導に励む樋熊の姿は、少しずつ生徒たちに、報いようと渾身の力で吹奏楽に向き合わせることになって...。
一人では決して叶えることのできない"感謝"と"深い絆"といえば...。
まず、あの1993(平成5)年4月中旬より公開の黒澤明監督・脚本の遺作映画『まあだだよ』で、随筆家となった主人公・内田百閒(松村達雄)と心を通わせる門下生の一人・沢村との穏やかなひとときが...。
そして、2005(平成17)年1月上旬より放送の倉本聰脚本のフジテレビ金曜劇場『優しい時間』での北海道・富良野の喫茶店「森の時計」のマスター・湧井勇吉と、事情あって絶縁久しく、美瑛の窯場「皆空窯」で修業中の息子・拓郎(二宮和也)との心の再生が...。
この度の寺尾聰としては、この2作品での役どころが重なるかのよう...。
"音楽は心で奏でるものだ"という大切な想いの描かれたヒューマンドラマとして...。
11年ぶりの連続ドラマの主演か...。
いわゆる『ROOKIES』の吹奏学部版...。
これは面白いや。
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