木村文乃 マザー・ゲーム 彼女たちの階級 DVD
2015(平成27)年4月14日火曜日から放送開始のTBS火曜ドラマ『マザー・ゲーム~彼女たちの階級~』が、6月16日火曜日をもって、全10話の放送が終了して久しく...。
東京近郊の名門幼稚園・しずく幼稚園を舞台にしながらも、バツイチでシングルマザーの貧乏主婦・蒲原希子(木村文乃)を主人公にした点で見応えあったことが、清涼剤そのものだった。
いわゆるセレブ幼稚園の内実に驚きながらも、自分を敵対視する母親たちに、ストレートに自分の思いをぶつけて、凝り固まった母親たちの考えを変えてゆく。 別世界に飛び込んでいく希子をハラハラしながらも見守る家族の絆に関しても、コミカルな描写にありつつも、温かい涙が流れるエッセンスもプラスされていて...。
ただ、裕福な家庭で暮らすセレブ主婦たちとの友情と葛藤を描いた群像劇とあって、要点が分散かつ最終話での詰め込みを余儀なくさせる展開となってしまったからかなあ、最終話のみ10.5%の2ケタの視聴率。
平均視聴率は8.8%。
それでも、見応えはなかったとまでは、言い切れなかった。
たしかに、学歴・経歴・家柄に端を発した幼稚園内におけるママ友カースト、家庭におけるモラルハラスメントや児童虐待(精神的虐待)同然の差別的な態度、セレブの生活に羨む余りに見栄を張っての無理な出費、ストレス解消目当てのパチンコ依存症、現代における見逃せない問題は山積しているものだし、他人事ではない。
しかし、その気持ちと並行するかのように、ドラマとしての各話の結末における爽快感も、無意識のうちに求めてしまいたくなるもので...。
やはり、ママ友問題や、学園内における人間模様を描くドラマで、高視聴率を獲得するのは、難しい時代に差し掛かっているのかなあ。
それでも、デビュー10年目にして初めて連続ドラマの主演を務めることになった木村文乃の代表作としては、見応えあり。
なぜならば、これまでの"おしとやかなお嬢様イメージ"を覆しての、明るく活発なシングルマザー役に関しては、各話冒頭におけるミニコントと時折のコメディ描写とともに、ドロドロ系ドラマに陥ることなく、見事に演じ切ってくれた、としか言いようがなくて嬉しいや。
いずれにせよ、DVD-BOX発売は、10月2日金曜日。
低所得のバツイチ・シングルマザーを演じた木村文乃ばかりじゃない。
裕福なセレブママを演じた、長谷川京子、貫地谷しほり、安達祐実、そして檀れいなどの錚々たる女優陣との競演が...。
改めてしっかりと見届けたいなあ。特典映像と封入特典とともに...。
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