高橋一生 わろてんか 青年実業家 伊能栞
の人となりとは...。
例えるならば...。
まずは、あの1995(平成7)年7月中旬より公開のスタジオジブリ製作のアニメ映画『耳をすませば』の天沢聖司という才色兼備な美少年の初々しい声....。
続いて、いわゆる変声期と並行するかのように、2000(平成12)年4月より放送のTBS金曜ドラマ『池袋ウエストゲートパーク』で演じた森永和範の中学生当時の学年一の秀才ならではの脆さの反動ゆえのひきこもりぶり...。
いくらかの歳月を経ての、2014(平成26)年放送のNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』での、主人公・黒田官兵衛(岡田准一)に仕える頭脳派かつ冷静沈着の反面、仲間想いの熱さを兼ね備えた、黒田家二番家老・井上九郎右衛門の行動力...。
2015(平成27)年1月中旬より放送のNHK BSプレミアムドラマ『だから荒野』での、ぞんざいに接する家族への怒りから家には戻らないと高速道路を西へと車を飛ばす46歳の専業主婦・森村朋美(鈴木京香)と道中で出逢って、謎の老人・山岡孝吉(品川徹)を加えての長崎でのひとときを過ごし、朋美の苦しみを受け止めて、静かに前を向かせる亀田章吾という美貌の青年の温かみ...。
同年7月下旬より放送のテレビ朝日ナイトドラマ『民王』や、2016(平成28)年4月中旬放送の『民王スペシャル 新たなる陰謀』と『民王スピンオフ 恋する総裁選』での、内閣総理大臣で民政党総裁・武藤泰山(遠藤憲一)の公設第一秘書・貝原茂平の無表情でクールな性格、泰山に対しても辛辣なツッコミをサラリと入れる慇懃無礼な毒舌家ぶり...。
そして、あの忘れもしないNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』での、井伊谷を長きにわたって治めた井伊家を支配する今川家寄りの家老だけに孤立する井伊家筆頭家老・小野政直(吹越満)の冷徹ぶりに、心を痛めながら育つことになる嫡男・政次の不憫さと切実さと儚さ...。
「お前は必ずわしと同じ道をたどる」という父からの予言めいた遺言をそのままなぞるかのように、悲しかったけど、すでに8月下旬に発売された、劇伴担当の菅野よう子のCD『NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」 緊急特盤 鶴のうた』で、心をきれいにしてくれたのが、何よりだったかなあ。
こうして迎えることになった、10月上旬より放送のNHK朝ドラ『わろてんか』。
大阪の伊能薬品社長の愛妾の子で、東京の生まれ育ち、やがて神戸で貿易会社を興すも、実家とは距離を置く中、ヒロイン・てん(葵わかな)の結婚相手となる伊能栞を演じることになるものの...。
何とてんが藤吉(松坂桃李)を好きと知るや、しっかり後押しする度量の広い好漢として長きにわたって関わるらしく...。
特に、エンターテインメントへの関心から、てんと藤吉と親交を深めることになって、日本に華やかなショービジネスを根付かせようと方々へ奔走するという。
好漢に加えて、助言者として懐刀としての魅力の深まりか...。
しっかりと見届けたいな。
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