忍者ブログ

野へ山へ海へ彼方へ

記事一覧

[PR]

2026-05-11

記事を読む

no-image

2015-02-06佐藤健 宮﨑あおい 映画 世界から猫が消えたなら
世界から猫が消えたなら [ 川村元気 ] 価格:1,512円(税込、送料込) 世界から猫が消えたなら [ 川村元気 ] 価格:669円(税込、送料込)

記事を読む

no-image

2015-02-06川村元気 仕事。 感想
【楽天ブックスならいつでも送料無料】仕事。 [ 川村元気 ] 価格:1,512円(税込、送料込) 川村元気 仕事。 感想 先日に、前年2014(平成26)年10月15日水曜日発売

記事を読む

no-image

2015-02-06億男 川村元気 感想
【楽天ブックスならいつでも送料無料】億男 [ 川村元気 ] 価格:1,512円(税込、送料込) 億男 川村元気 感想 とうとう、この時期の到来か...。 大賞に選ばれればベスト

記事を読む

[PR]

  •  投稿日:2026-05-11
  •  カテゴリ:
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 カテゴリ

佐藤健 宮﨑あおい 映画 世界から猫が消えたなら

世界から猫が消えたなら [ 川村元気 ]

世界から猫が消えたなら [ 川村元気 ]
価格:1,512円(税込、送料込)

世界から猫が消えたなら [ 川村元気 ]

世界から猫が消えたなら [ 川村元気 ]
価格:669円(税込、送料込)

佐藤健 宮﨑あおい 映画 世界から猫が消えたなら

「2015年本屋大賞」のノミネート作品の発表にて、かつて2005(平成17)年公開の映画『電車男』、2011(平成23)年公開の映画『モテキ』などを手がけた、あの映画プロデューサーとしても知られる川村元気執筆の『億男』が改めて注目されることとなって...。


ほかの作品も気になることになって、何気に思いをめぐらせたところ、その一つとして『世界から猫が消えたなら』が...。

先月、読み終えて...。


この摩訶不思議な世界観は、映画でないと表現できないものなのか?

もちろん良い意味としてであることを、願うまでだけど...。



そもそものはじまりは、スマートフォン向け無料通話・チャットアプリ「LINE(ライン)」を使用しての発表から...。


その物語とは、余命わずかと宣告された郵便配達員が、自分と同じ姿をした悪魔と「世界から何かを一つ消すことで、一日の命を得る」という取引をしながら、かつての恋人、親友、家族とのきずなを確かめていく姿を描いたもの。

瞬く間に好評となり、マガジンハウスより2012(平成24)年10月25日木曜日に、小説として発売されることになって、結果として発行部数70万部を突破。

以後、2013(平成25)年の本屋大賞にノミネートされたほか、2014(平成26)年にはNHKでラジオドラマ化。


感想としては、小説というよりも、漫画のようにテンポよく進み、割と早く読めてしまえるライトノベルと思ってもいいくらいの仕上がり。

想像力を存分に楽しめるのかなあ。

「世界から◯◯が消えたら...」と考えただけで面白く、そこから展開されるさまざまな物語は想像できなかった。

タイトルの「猫」が消えるとしたら、と考えてみて、どうなるのかと思って読むには、惹かれるものがあった。

ただ、いきなりの「まもなく僕は死にます」「僕の遺書」という暗い出だしに面食らってしまった。

その上で、生にしがみつくところからすべてのものに感謝と慈しみの心を持つまでを、ほんわかと温かみのある描写は、少しずつ心に浸透してゆくもの。



時は流れて、永井聡監督作品として映画が公開されることとが決定。

佐藤健と宮﨑あおいの初共演作品として...。


佐藤健演じるは、主人公の郵便配達員の「僕」と「自分と同じ姿をした悪魔」の二役。

二役という挑戦のしがいのある大役に、強く興味を引かれたとのこと。

台本には号泣し、精一杯演じたいという意気込み。


宮﨑あおい演じるは、僕の初恋の相手の「彼女」。

かねてから好きな小説ゆえに、参加が嬉しいとのことで...。


ほかには、濱田岳が、佐藤健演じる僕の親友・ツタヤとして出演するのも、楽しみの一つ。


佐藤健曰く、永井聡監督がオシャレな方ゆえにオシャレな映画になるとのこと。

その永井監督とは、『サントリーBOSS ゼロの頂点』などのCMを監督し、国内外で数々の広告賞を受賞した勢いを駆って、今年2014(平成26)年には『ジャッジ!』で長編映画監督デビューを果たした気鋭。


脚本は、特にNHK連続テレビ小説では、あの2001(平成13)年4月より放送の『ちゅらさん』や2011(平成23)年4月より放送の『おひさま』を手掛けた岡田惠和。

音楽は、Mr. Childrenのプロデューサーとして知られる小林武史。


永井監督曰く「生きるというテーマを、夢と現実を織り交ぜて描いた新しい形のファンタジー作品」...。

撮影は、2014(平成26)10月から11月にかけて北海道やアルゼンチンなどでロケを行う予定とのこと。

かなりの幻想的な彩りの濃い作品になりそうな予感が...。



2015(平成27)年春に完成予定。

そして、翌年2016(平成28)年5月14日土曜日に、公開になる模様。


かなりのファンタジーとしての仕上がりになるんだろうなあ。


相変わらず気が早すぎるけど、公開が楽しみになってきた。
PR

川村元気 仕事。 感想

川村元気 仕事。 感想

先日に、前年2014(平成26)年10月15日水曜日発売の『億男』(マガジンンハウス)を読み終えた後のみならず、「2015年本屋大賞」へのノミネートとあって、川村元気の仕事ぶりへの関心の強まる今日この頃のこと。


『億男』を読み終えた勢いのまま、同年9月24日水曜日発売の『仕事。』(集英社)を購入。


雑誌『UOMO』の連載を通しての、川村元気としての「壁を乗り越え、一歩抜け出す」ための唯一無二の仕事術を単行本化したもので、仕事で世界を面白くしてきた12人に訊ねることとなった企画...。

山田洋次、沢木耕太郎、杉本博司、倉本聰、秋元康、宮崎駿、糸井重里、篠山紀信、谷川俊太郎、 鈴木敏夫、横尾忠則、坂本龍一。

錚々たる顔ぶれ。


たしかに、大人になってからのほとんどの時間、誰もが仕事をしているもの。

しかし、生計を得たいがために漫然と仕事をするだけと、人生を楽しくするための仕事をするのとでは、行動意欲の面において大きな違いがあって...。

それでも、同じ人間である以上、彼らが自分たちと同じ年の頃、何を想い、何を考え、 どう働いていたのか、どれだけ自身の可能性を高められたのか、自然と興味の湧いてしまう。


全体を通して、巨匠たちとの対談とインタビューでありながらも、川村元気自身のこれまでの小説と同様、独特のテンポの良さと読みやすさゆえに、エッセイに近いと言っていい。

表紙の帯の下に隠れている巨匠たちの名前が象徴するように、中のページを開いた12人の写真の背景も12色になっている細かい部分のデザインを通じたメッセージといい、まさにテンポのいい文章力にも長けた一冊だった。

特に、12人の巨匠たちに「僕と同じ年の頃、何をしていましたか?」という体当たりの問いかけ。

川村元気本人の現実的な悩みから出発しているからこそ、ヒットメイカーではない、一人の青年としての血が通っているもの。

変わることなく年下の青年からのストレートな問いかけにも偉ぶることなく応える巨匠たちの姿勢も本当に立派、どの告白も濃密で壮絶、ぐさぐさと胸に刺さる言葉の数々に圧倒されっぱなしだった。


まさに、12人の巨匠がまさに巨匠になるまでの軌跡が凝縮された古典としても、読み継がれるべき一冊。



多くのビジネス本のように明解な答えはない。


それぞれの環境や条件や人生によって違っていいということ。

ただひたすら、あきらめずに正解を探し続け、生み出したものはすべてが立派な「仕事。」であるということ。

仕事というのはそれほどまで粘り強く向き合ってはじめて「仕事。」になるということ。


すなわち、どれとして同じ結論がないことを、実感させてくれる。

億男 川村元気 感想

億男 川村元気 感想

とうとう、この時期の到来か...。

大賞に選ばれればベストセラー化間違いなしとも言われる、「2015年本屋大賞」のノミネート作品が発表されることになって...。


対象作品は、2013(平成25)年12月1日日曜日から2014(平成26)年11月30日日曜日の間に刊行された日本のオリジナル小説。

その中から、全国の書店員からの「面白かった」「お客様にも薦めたい」「自分の店で売りたい」と思った本が選ばれて投票されるのは、なかなか画期的な試み。


先日に耳にすることとなったのは、2014(平成26)年11月1日土曜日から2015(平成27)年1月4日日曜日までの間実施された一次投票で、全国461書店、580人の書店員からの投票による選出。

ノミネート作された10作品に対しての二次投票は、3月1日日曜日まで。



その10作品のうち、前年2014(平成26)月15日水曜日発売で、あのBRUTUS誌に連載の映画プロデューサー・川村元気による小説第二作『億男』(マガジンハウス)の選出は、嬉しかった。

前月に読み終えた本だけに...。


まさに、小気味よいテンポが快感で、あっという間に一気読みできる爽快感とともに、事の本質の奥深さを実感。

金のあり方にまつわる問題は、いかなる時代の変化があっても、的を突くものばかりなものだから...。


かの物語の主人公は、ごく平凡な図書館司書の一男。弟の借金2000万円を肩代わりし、妻や娘とも別居。

昼も夜も働きながら養育費と借金返済に人生を費やし、月に一度だけ娘と会うことが許されている身の上にあって...。

そんなある日のこと、思いもかけずに宝くじで3億円を当てることになって...。

しかし、その喜びも束の間、言いようのない不安に。一男は悶々とした末に、「お金と幸せの答え」を求めて大富豪となった親友・九十九のもとを15年ぶりに訪ねることを決意。

ところが、九十九は何とホームレスに凋落...。しかも、悪いことに「お金と幸せの答えを教えてあげよう」と言わんばかりに、九十九は一男の持参した3億円を持ち逃げして失踪してしまって...。

やむなく一男は、自身の「お金と幸せの答え」と九十九が抱える秘密とを模索する過程において、ソクラテス、ドストエフスキー、アダム・スミス、チャップリン、福沢諭吉、ジョン・ロックフェラー、ドナルド・トランプ、ビル・ゲイツなど、数々の偉人たちの言葉と向き合うこととなって、30日間にわたるお金の冒険を繰り広げることになった果てに見たものとは...。


とにかく、各章ごとに起こる不意打ちに何度も心を揺さぶられ、わずかながらの光の射すことになるラストシーンには、泣かされた。

率直な印象としては、一種のブラックジョークをまじえたサスペンスに近い展開かなあ。


肝心要は、お金の稼ぎ方ではなく、人生における本人の生きざまによって、命運が左右されるということなのもしれない。

その手段としての、お金...。

たしかに書店へ足を運んでも、お金儲けのノウハウ本、貯蓄や投資やFXなどの実践本は並んでいる反面、「お金」の本当の意味を考察する本は見つからない。

そういった点でも、本書はとても深いことを考えさせてくれる指南書、とみなすのは大袈裟か???


やはり「家族の崩壊と再生」の物語を、サイドストーリーとして描かれていたことが大きいのかなあ、なかなか一筋縄ではいかない小説。



いずれにせよ、お金儲け話ではなく、友情や家族愛の物語として読むのが、心地良い感動を与えてくれる名作。


4月7日火曜日の「本屋大賞」の決定、かなってくれたら嬉しいなあ。
インフォメーション
テキストテキストテキストテキスト
インフォメーション
テキストテキストテキストテキスト
インフォメーション
テキストテキストテキストテキスト
Copyright © 野へ山へ海へ彼方へ All Rights Reserved.

テキストや画像等すべての転載転用販売を固く禁じます

忍者ブログ[PR]