おかんメール 面白い 破壊力のカテゴリ記事一覧

おかんメール　面白い　破壊力

が象徴するように、かの芸術家・岡本太郎氏の名言である「芸術は爆発だ!」をそのまま突き進んでいくかのよう...。


折しも、毎年恒例の5月中旬の母の日を実感の強まりはもちろん、子どもとの連絡のために携帯電話を使い始めであることと使用そのものの苦手であることが、大きく左右しているんだろうなあ。

母の日へのプレゼント、というよりは、ここ最近目立ちつつある(?)"母の愛"という形の一つが、つい気になってしまって、まとめて購入しての読書だった。


『おかんメール』制作委員会編集の扶桑社発行により、2014(平成26)年5月10日土曜日発売の『おかんメール』、同年9月27日土曜日発売の『おかんメール 2』、2015(平成27)年1月31日土曜日発売の『おかんメール 3』と、時系列に目を通すことになって...。

「おかんメール」に共通する特徴としては、メールの件名と本文と宛先を見直さないまま送信する、"っ"や"ゃ"といった小さい言葉や濁点やカタカナなどが苦手、それでも愛情たっぷりであること。

以上を念頭に置かなければ、"母の愛"というものを理解できないんだろうなあと、改めて強く実感するだけだった。

それでも、決してイヤイヤではなく、面白いし破壊力抜群だから、つい何度も目を通したくなるんだろうなあ。


まさに、誤字脱字のオンパレードで、ありとあらゆるメールが...。


「びよよよんへ行きます」(正しくは、美容院)

「元気ですか?お母さんは絶倫です」(正しくは、絶好調)

「いま神と化してるから待ちなさい」(正しくは、髪とかして)

「カミーカットに行ってきます」(正しくは、髪をカット)

など意味はかろうじて解かる内容もあれば...。


「小学校、占拠しているから来なさい」(正しくは、選挙)

「おばあちゃん食べた?」(正しくは、おばあちゃんとごはん)

といったテロリストまがい(?)のシャレになりそうもないメールまで...。


いずれも、「久し振りにお母さんに連絡しよう」と、つい思いたくなってしまうんだろうなあ。

ただし、あまりにも爆笑でのた打ち回りそうだから、電車やバスの中では、読まない方がいいとみた。



とにかく気分を明るくしたい、気分転換の一つとしての"頭の体操"をしたい、という時にオススメ、といったところ。