清水富美加 まれ
な存在としての女優の一人に???
まず、2013(平成25)年12月下旬公開の映画『赤々煉恋』、ふと気になってしまった。
かの物語の始まりは、土屋太鳳演じる引きこもり状態だった女子高生・樹里が、家の近所のマンションの12階から自殺をし、肉体を持たない存在、すなわち誰からも見られない「透明な存在」になってしまったことから...。
樹里は、家や学校、街を彷徨いつつ、なぜ自分で死を選んでしまったのかを考え続けて...。
その彷徨う中で、清水富美加演じる樹里の同級生・ミドリにも遭遇することになって...。
清水富美加が、ごく平凡な高校の同級生のミドリを演じた『赤々煉恋』から、約1年数ヶ月後....。
2015(平成27)年3月30日月曜日より放送開始のNHK朝ドラ『まれ』では、一転してクセのある役どころを演じることに...。
どうしても、NHK朝ドラとなれば、土屋太鳳演じるヒロイン・津村希(つむら まれ)の成長ぶりを見届ける楽しみと同じくらいに、希と関わる幼なじみと同級生の存在感も、気になってしまうもの。
それゆえに失礼ながら、希の親友としては、生まれ育った能登を愛し、無邪気でほんわかしつつも芯のしっかりしている郵便局員の娘・寺岡みのり(門脇麦)が真っ先に思い浮かんでしまって...。
しかし、それに逆行するかのように、良い意味での意外性ある存在として予想される、希と関わる同級生としては、清水富美加の演じることになる、村で唯一の美容院「サロン・はる」の一人娘・蔵本一子が...。
幼少より能登が大嫌いで、東京に対して大いなる憧れを抱いている女の子ゆえに、東京から村に越して来た希に多大な期待を寄せるが、都会人らしからぬ希に失望、けんかになってしまうことも...。
その繰り返しの過程で、適度な距離感ありつつも互いに認め合うようになり、後にパティシエの道を志す希に刺激されて、自らの夢を求めて都会へ旅立つことになるという。
しかし、都会への旅立った後には、いろいろな波乱が...。
この清水富美加の役どころ...。
2009(平成21)年3月から2012(平成24)年3月の休刊までの女子小中学生向けファッション雑誌『ラブベリー』(徳間書店)の専属モデルを経て、2010(平成22)年8月下旬発売のDVD『ミスマガジン2010 清水富美加』、2011(平成23)年9月下旬発売のDVD『清水富美加 Popping Smile』、同年12月下旬発売のDVD『清水富美加 Popping Time』で、存分に魅せてくれたように、洗練された都会への憧れを同じように魅せてくれることになるのかもしれないや。
もちろん、この時まで続く等身大の姿である、2013(平成25)年5月中旬発売の『SHIMIZU FUMIKA 1st Photobook 清水富美加』(マガジンハウス)での魅力も...。
NHK朝ドラ初出演と土屋太鳳との二度目の共演...。
互いに磨きをかけて、良き成長を促すことになるんだろうなあ。
これは楽しみ。
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