岡田准一 本 画像 オカダのはなし
2015(平成27)年が明けて、2月27日金曜日開催の第38回日本アカデミー賞授賞式の待ち遠しい今日この頃のこと。
この時知るところでは、『永遠の0』『蜩ノ記(ひぐらしのき)』『紙の月』『小さいおうち』『ふしぎな岬の物語』が優秀作品賞に選出。授賞式には前年2014(平成26)年の日本映画界で活躍した俳優たちが多数、出席する予定。
やはり、V6・岡田准一の存在感は、否応なく気になってしまうもの。
きっかけは、2012(平成24)年9月公開の映画『天地明察』の舞台挨拶にて、出演者が"何オタク"であるかを発表することになった際、「歴史と格闘技オタク」であることを明かしたことからだったかなあ。
改めて、あの時を振り返ってみれば、その後の快進撃を暗示しているかのようだったかもしれないや。
現に、その後の2013(平成25)年12月下旬より公開の映画『永遠の0』では、戦時中の特攻隊員で主人公・宮部久蔵の熱演で、優秀主演男優賞。
続いて、翌年2014(平成26)年1月5日日曜日より放送開始のNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』では、主人公・黒田官兵衛のちの如水を見事に好演して...。
さらに、同年10月上旬公開の小泉尭史監督・脚本の映画『蜩ノ記』では、3年後の切腹の決まった羽根藩士・戸田秋谷(役所広司)の御目付役となった元羽根藩奥祐筆・檀野庄三郎の好演で、優秀助演男優賞。
以上のことあって、俳優・岡田准一として、これからも毎年のように良い年に恵まれそうな予感の中、先日、ふと立ち寄った書店で目にした本を購入。
それは、2014(平成26)年1月15日水曜日にマガジンハウスより発売の『オカダのはなし』。
雑誌『anan』に9年間綴った人気連載を書籍化することとなった、岡田准一の初エッセイ。
この本の面白いところは、年代別エッセイに関して。
それぞれの年代における、過去の体験について、影響を受けたこと、アイデンティティについて、さまざまなものへの雑感など内容は実に多岐にわたっていて...。
特に、過去の自身の年代別エッセイに、現時点の岡田准一自身によるコメント。
かつて自身の記したものを目にしての、苦笑したり考えさせられることや変化の実感などのくだりには、おかしくもあり微笑ましくもあって...。
それでも、おのおのの文章に信念として一貫しているものがあったりと、終始不思議な感覚で読み終えて、未だに余韻の残ったまま...。
ピンチの乗り切り方、苦手克服法、気持ちよく毎日を過ごすヒントか...。
アウトドア好きで、カリ、ジークンドー、USA修斗といった総合格闘武術のインストラクターの資格保持者であるだけに、さすがと言ったところ。
時折、繰り返し目を通してみたいなあ。
いずれにせよ、言えることはただ一つ。
俳優・岡田准一のさらなる飛躍そして大成に乾杯!
PR