柳楽優弥 まれ
3月30日月曜日より放送開始のNHK朝ドラ『まれ』が待ちきれない今日この頃のこと...。
ヒロイン・津村希(土屋太鳳)が高校時代までを過ごすこととなる、石川県の輪島市と珠洲市の能登半島での青春群像も楽しみだけど...。
それ以上に楽しみなのは、本当に気の早すぎるもので、夢だけを語るふがいない父・徹(大泉洋)に翻弄されて夢アレルギーになってしまった希が、幼少より封印していた夢であるパティシエとしての成功を実現させるために、横浜で修業をする日々かなあ。
その鍵となるであろう重要人物は、おそらく柳楽優弥演じる池畑大輔。
希の修行先のフランス菓子店「マシェリシュシュ」のパティシエで、菓子のことになると他は何も目に入らなくなる変人・池畑大悟(小日向文世)と、大悟の妻にして中国料理店「天中殺」のオーナー・輪子(りょう)の息子で、定職に就かず遊んで暮らす生活を送る男とのこと。
何よりもスローライフを愛し、希から聞いた能登に興味を持つ一方、希自身にも興味を持ち、近づいていくらしく...。
希がどのように応えることとなるのか、気になるところ...。
柳楽優弥といえば、デビュー作である2004(平成16)年8月より公開の是枝裕和監督の映画『誰も知らない』で初めて主演を務めて、第57回カンヌ国際映画祭において、史上最年少(当時14歳)で最優秀主演男優賞を受賞し、大いに話題となったことが...。
ただ、この受賞が"プレッシャー"となってしまったからか、2007(平成19)年9月上旬より公開の映画『包帯クラブ』撮影後、体調を崩し、徐々にメディアから遠ざかってしまって...。
しかしながら、幸運にも、2012(平成24)年5月上旬から6月下旬にかけての蜷川幸雄演出舞台『海辺のカフカ』での主演を務めたことで、非常にエネルギッシュで力強くなって...。
この度の役どころといい、少年のような瞳は、映画出演第2作目である、2005(平成17)年7月中旬より公開の映画『星になった少年 Shining Boy & Little Randy』で演じた主人公・小川哲夢かなあ。
一方、仕事における情熱ぶりは、2014(平成26)年7月中旬より、テレビ東京系の「ドラマ24」で放送された、柳楽優弥の地上波連続テレビドラマ初主演作『アオイホノオ』で演じた主人公・焔モユルかもしれないや。
いずれにせよ、初登場となるであろう、5月11日月曜日より放送の第7週からが楽しみだ。
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