有村架純 ようこそ、わが家へ
フジテレビとしては、これまでの恋愛に比重を置いた作品ではない新たなる試みとしては、これで三度目の冒険に...。
そして、有村架純としては、フジテレビ月9への、二度目の出演。
その作品とは、2015(平成27)年4月より、"月9史上初"となるサスペンスタッチのホームドラマで、あの『半沢直樹』シリーズを手掛けた池井戸潤原作の『ようこそ、わが家へ』...。
小学館より2013(平成25)年7月5日金曜日に発売された原作では、温和で臆病な性格で支店長になり損ねたゆえに、中堅企業のナカノ電子部品に出向中の総務部長・倉田太一が、主人公。
それに対してドラマでは、相場雅紀(嵐)にフジテレビ初主演作品として華を持たせる意味合いでもあるのかなあ。 演じることになるのは、父・太一(寺尾聰)と母・珪子(南果歩)の長男・健太。
[(原作の)テレビ番組制作プロダクション・アルバイトの私立大学2年生から、(ドラマの)売れない商業デザイナーに変更]
健太を主人公にした、物語の展開とは...。
ある日のこと、駅のホームで割り込み男を注意した健太が、以後に相次ぐことになる倉田家への嫌がらせから守るため、父親譲りの臆病さを振り切るかのように、率先して犯人探しをするとのこと。
その行動に伴い、父・太一も、良妻賢母の母・珪子も、動き始めることになるのも、見応えの一つであることは言うまでもなく...。
中でも、有村架純演じるは、兄・健太や父・太一とは正反対の、明るく物事をハッキリ言う性格の大学生の長女で、しつこく追い回してくる"元カレ"の存在に悩まされる七菜。
本人としては、"月9"では見たことがないようなドラマになるのではないかという期待はもちろん、サスペンスのようなハラハラドキドキするストーリーの中、自分がどういった立場で存在できるかという楽しみが...。
特に、負の連鎖に巻き込まれていく一家がどうなっていくのか、その回避術は何か、続きが見たくなる作品を皆と作れるように頑張りたいとのことで...。
原作と並行して、改めて有村架純のデビュー作を観返してみようかなあ。
2010(平成22)年5月21日金曜日より放送のテレビ朝日金曜ナイトドラマ『ハガネの女』で演じた、小学5年生当時の担任で主人公の芳生稲子(吉瀬美智子)の教え子・西堀マナの成長ぶりを...。
中学時代におけるいじめに怯えていたものの、稲子の元で笑顔を取り戻し、いじめていた相手を見返して猛勉強に励み、高校に進学することになるまでの姿、忘れられないものだった。
あの放送終了から、4年9ヶ月後...。
明るく頼もしく成長した姿、しっかりと見届けたいなあ。
PR