高畑充希 メゾン・ド・ポリス かわいい DVD Blu-ray
意外や、長きにわたって愛される作品になりそうな予感が...。
高畑充希自身オヤジ女子とあけっぴろげに打ち明けるかのように、意外やかわいいおじさまたちとの面白おかしいやりとりとして...。
奇しくも、本放送当時の高畑充希自身、ヒトクセもフタクセもある役どころの他局主演ドラマでの奇抜ぶりも目立っていただけあって、ゆったりと観れた嬉しさが後押ししているかも...。
かの2019(平成31)年1月中旬より放送のTBS金曜ドラマ『メゾン・ド・ポリス』、突出した魅力はなくも、重大事件の衝撃はなくも、ゆったりと心に染み入る見本として、長く重宝されそうな予感が...。
かの高畑充希演じる主人公の新人刑事・牧野ひよりが念願の刑事配属先として出向いたのは、高齢ゆえの持病を抱えながらも元警官として抜群の能力や知識を持つアクの強い“おじさま"たちの仲良く暮らす退職警察官専用シェアハウス「メゾン・ド・ポリス」。
初っ端からの、ひよりの初々しさと猪突猛進ぶりと女心。 おじさまたちの老眼や腰の痛みといった持病と闘いながら、現役時代を忘れていない捜査魂の再燃ぶりと事件の介入ぶり。 世代間のすれ違いならではの四苦八苦ぶりと相まって、失礼ながらなぜか笑えてしまって...。
それでも、2年前までは警視庁捜査一課の敏腕刑事だった夏目惣一郎(西島秀俊)の人となりだけは、しばしば気になってしまうものが...。
たとえ普段はエプロン姿の使用人だったとしても、いざ捜査となってからの顔つきの違いには、目を張るものがあるだけに...。
いずれにせよ、ひよりとのチグハグなコンビネーションも相まって、本当に忘れられないまま...。
もちろん、現役警察官時代は事務畑一筋で現在はメゾンの管理人を務める高平厚彦(小日向文世)、元科学捜査研究所勤務の博士で白衣がトレードマークのインテリ紳士・藤堂雅人(野口五郎)、定年退職と同時に妻から離婚を切り出された元所轄刑事・迫田保(角野卓造)、メゾンの大家で白髪と笑顔が似合う好々爺・伊達有嗣(近藤正臣)、誰もがヒトクセもフタクセもあって...。
本当に最後の最後まで目の離せないまま...。
放送終えてしばらく、5月に"平成"終えて"令和"のはじまりを経て、約2ヶ月後の7月中旬からのDVD/Blu-ray発売か...。
新たなる時代の到来とともに、年配から若者への仕事の引き継ぎにおける心構え、良い意味で手軽に楽しめそうな作品かなあ。
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