家入レオ Silly miss you
まさに、泣ける楽曲。
まず、前年2014(平成26)年11月19日水曜日発売の家入レオ8枚目のシングルは、まさに10代最後の発表作品。
初のバラードシングルで、同年10月17日金曜日から放送のTBSテレビ金曜ドラマ『Nのために」主題歌「Silly」。
それは、人気ベストセラー作家・湊かなえが描いた、切なさに満ちた純愛ミステリー『Nのために』のドラマ化作品。
高層マンションに住むセレブ夫妻の殺害、という衝撃の冒頭から、湊かなえ特有の作風である、現在と過去を交錯させながら事件の真実を明らかにしていく流れは、ますます見逃せないものに...。
夕陽に照らされた瀬戸内海とともに、幼少より想いを寄せ合う男女の姿、忘れられない。
切ない歌詞とともに...。
Oh It's so silly 救いを求め 満たされたくて 今日を生きている
Oh It's so silly 許されるなら この愛だけを 抱きしめたい
逃れられない痛みでも Oh It's so silly
カップリングには、同年9月6日土曜日から11月30日日曜日まで福岡アジア美術館周辺にて開催のアートフェス・第5回福岡アジア美術トリエンナーレ2014のCMソングとしても流れる「勇気のしるし」と、「願い事」と、「Silly(Instrumental)。
なお、通常盤の場合は、「願い事」と「勇気のしるし」それぞれの Instrumental)も収録。
初回限定盤AのDVDには、「Silly」のMusic VideoとMusic Video Makingなど。
初回限定盤BのDVDには、2012(平成24)年2月のデビューライブから今夏の最新ライブまで、初商品化となるライブテイク5曲を収録した、家入レオ10代の軌跡を網羅のライブ映像集。
2012(平成24)年2月15日水曜日の@Shibuya eggman、同年5月17日木曜日の@TOWER RECORDS SHIBUYA、翌年2013(平成25)年1月25日金曜日の@Shibuya Club Quattro、翌々年2014(平成26)年2月22日土曜日の@幕張メッセ、同年8月2日土曜日の@ひたちなか海浜公園など...。
同年12月13日土曜日をもって、とうとう20歳になって...。
翌年2015(平成27)年2月11日水曜日発売の9枚目のシングル「miss you」。
ほぼアップテンポに近いミディアムながらも、"笑ってもない 泣いてもない""僕はただ 君を ずっと 愛してたんだ"、といったフレーズの印象的な、優しくもはかない至極の切ないラブソング。
本人曰く、恋愛関係でも日常生活でも起こり得る、他者との擦れ違いや挫折や苦労は大切な体験だからこそ起こり得るもの。 そこから目を背けずに向き合うことで、次の新しい自分と出逢えるもの。 未来は依然として曖昧ではあるものの、"愛してたんだ"と叫べたことで、つらくもあり輝いてもいた10代の自分と惜別できるもの。
新しいドアを開こうという、自身への20歳を迎える人たちへのメッセージなんだろうなあ。
MVでは、この時伸び盛りの17歳現役高校生女優・杉咲花が出演。
失恋を思わせる"思いがすれ違ってしまった誰か"との想い出をカバンに詰め込んで旅に出るところから始まって...。
全国に寒波が押し寄せた12月上旬の九十九里浜における日の出や日没にて、風の吹かれるまま歩いて、これからに想いを馳せる姿が...。
家入レオ自身も、ちょうど3年前の2012(平成24)年2月15日水曜日発売の「サブリナ」で、17歳現役高校生シンガーとしてのデビュー以来、音楽を通して、リスナーを通して、10代の葛藤から前へと踏み出す勇気を知った心強さあって、"17歳"という年齢には強い思い入れが...。
それゆえ杉咲花としては、美しい映像と身体の芯に響くような歌が優しく調和しているMVに仕上がって、嬉しい思いでいっぱい。
表題曲であるシングル「miss you」は、初回限定盤と通常盤ともに異なるコンセプトの収録内容ゆえに、どちらも買いたくなる万全の商品。
初回限定盤には表題曲「miss you」に加え、前年2014(平成26)年12月13日土曜日に新木場・STUDIO COASTで行なわれた20歳のバースデーライブの中から、いずれもファンの間でも人気の高い 「太陽の女神」「Shine」「a boy」のライブ音源3曲が収録。
さらに「miss you」のミュージックビデオのDVD、バースデーライブの模様を撮影した24ページのブックレットが...。
通常盤には、表題曲「miss you」に加え、オリジナルの別楽曲「I am foolish」「Driving day」の2曲が収録。
名実ともにオトナになった家入レオのアーティストとしての姿、MV撮影で親交を深めた杉咲花とともに、さらなる飛躍の予感が強まりそうで、ますます楽しみになってきた。
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