尾野真千子 グリコ
この年2015(平成27)年に入り、1月12日月曜日放送の日本テレビバラエティー番組『しゃべくり&深イイ話 合体スペシャル』を観終えて...。
堤真一と尾野真千子が、1月17日土曜日より公開の映画『神様はバリにいる』の告知を兼ねた出演でのハジケっぷり、大いに笑えた。
特に、尾野真千子は山猿に近い(失礼!!!)から、より親近感を抱けるようになってしまって...。
ふと思い出してしまった。
前年2014(平成26)年9月9日火曜日から放送された、江崎グリコ『アーモンドピーク』という新CMを...。
イメージキャラクターを務める女優・尾野真千子の、空気の読めないユニークな主婦ぶり、本当に面白いこと面白いこと。
たしかにそのような人が存在するなあと。
これはもう、井戸端会議で見かける近所の人懐っこいオバチャン?
いや、そのような言い方自体、失礼なんだよなあ。
すなわち、それだけ気さくに話しかけやすいことで、感じのいい人ほど温かいし、それだけ幸運に恵まれるということだから、末永く注目したくなるもので...。
かのCMは2種類あった。
「あのひとの声」篇では、尾野が内緒話をしているママ友の輪に興味津々に参加。
話の内容がわからず「なになになに?」「佐藤さんがどうしたの?」と無駄に大きな声でママ友を慌てさせ、最後には本人を見つけ「あっ! 佐藤さんに聞きに行こう」とKY発言、周囲に止められて...。
「あのひとの応援」篇では、息子のサッカー観戦に駆けつけた尾野が「いいね! いいね!」と誰よりも大きな声で応援。
さらに、「なんかいい! なんかいいよ!」と事態を理解していないながらも、とにかくベタ褒め。
撮影を終えた本人としては、演じた役について素のままだったという。
サッカーもあんまりルールとか分からないものの、楽しむことだけに集中して見ていることが多いことに加え、ママ友との井戸端会議で「なになに」って、大きい声を出してしまうとか。
その時思った。
『江崎グリコ アーモンドピーク 12粒X10箱入』
これだけはあらかじめ用意しておいた方がいいかな、と。
ちょっとした集まりでの心尽くしとして...。
楽しいことを言いたい放題ぶちまげてるだけの人も、これさえあれば、御愛嬌?
そう感じさせてくれるCMだった。
尾野真千子か...。
やはり2011(平成23)年10月より放送のNHK朝ドラ『カーネーション』で、岸和田方言丸出しの気の強いヒロインを演じて、ドラマを大ヒットさせたことが、一番の転機になったんだろうなあ。
事実、これまでの暗い影ばかり付きまとうかのような役どころから一変して、ドラマ宣伝や映画告知関連でのバラエティー番組出演での夫婦漫才のノリが目立つようになって...。
これからも輝いてほしいことは、誰もが願うところ。
もし、バレンタインデーとして贈られるとするならば、まさにありがたいや。
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