さだまさし 風の軌跡 夢見る人
2015(平成27)年4月26日日曜日から放送開始のTBS日曜劇場『天皇の料理番』でのドラマの展開とそれぞれの登場人物の巧妙な描写に魅せられっぱなしの今日この頃のこと...。
それ以上に引き立たせてくれるのが、羽毛田丈史による劇伴、さだまさしによるエンディングテーマ「夢見る人」なんだよなあ。
「夢見る人」は、もちろんドラマに向けての書き下ろし。
「夢」と引き換えに失ってはいけない「人としての誇り」について歌われているという。
周囲を顧みずに世界一の料理人になるという「夢」を持つ主人公・秋山篤蔵(佐藤健)の人生と、篤蔵を支えるという「夢」を持つ妻・俊子(黒木華)の想いを、オーケストラを基調としたバラードとして、見事に歌い上げていて...。
毎回観る度に、明治時代後期からの物語の始まりを意識してか、エンディングのタイトルバックの白黒の映像がカラーに変わるところで、夢物語ではなく現実であることを痛感させられるかのような演出、不覚にも泣いてしまった。
以上のことから、シングルかアルバムの発売が気になっていたけど...。
いよいよ通算43枚目のニューアルバムとして、『風の軌跡』が7月8日水曜日に発売。
かの「夢見る人」はもちろんのこと、あの1987(昭和62)年11月上旬発売の12インチシングルで、2013(平成25)年7月18日木曜日発売の小説を原作に、3月14日土曜日公開となった同名映画主題歌「風に立つライオン(シネマ・ヴァージョン)」も収録されているから、嬉しいや。
特に、「夢見る人」はシングル化はされておらず、これがCD初収録とのこと。
発売が待ちきれなくなってきた。
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