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カテゴリ:NHK 朝ドラ まれ 能登地方 洋菓子

NHK 朝ドラ まれ 能登地方 洋菓子のカテゴリ記事一覧。暗闇に覆われても、自ら探り当てて、野へ山へ海へ、そして遥か彼方へ、思いっきり飛び出して、あらゆるものに触れたい。 そんな想いを綴っています。
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2024-05-19

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2015-01-04NHK 朝ドラ まれ 能登地方 洋菓子
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NHK 朝ドラ まれ 能登地方 洋菓子

NHK 朝ドラ まれ 能登地方 洋菓子

2015(平成27)年の年の初めは、それにふさわしく新しく始めるドラマから...。

それは、NHK東京制作での朝ドラ92作目で、3月30日月曜日より放送開始となる『まれ』。


舞台は、石川県能登地方の輪島市と神奈川県横浜市。

夢ばかり語る父に何度も裏切られたことで、夢嫌いになってしまったヒロイン・津村希(つむらまれ)のパティシエとしての成長物語。

ヒロインを演じるは、前年2014(平成26)年9月27日土曜日にNHK朝ドラ『花子とアン』でヒロイン・花子(吉高由里子)の末妹・ももを演じた土屋太鳳。



物語の始まりは、夢追い人の父・津村徹(大泉洋)の作った借金ゆえに、一家は夜逃げ同然に石川県能登地方の輪島市へ引っ越してから...。

希は、一家を支える母・藍子(常盤貴子)を助けるために一度は堅実な地方公務員に就くものの、かねてからの本来の夢として菓子職人(パティシエ)になることを意識し始めて...。

やがて、公務員を辞して、パティシエ世界一を目指し都会すなわち横浜市にやってきた希は、カリスマシェフの下での厳しい修業に挑む日々へ...。

一度は事情あって夢を諦めたものの、紆余曲折の末に再起、育った故郷で小さなケーキ屋を開き、再び夢を取り戻していくという展開へ。


並行するかのように、希の生真面目で恋愛にも不器用な様子、幼なじみの輪島塗職人の卵・紺谷圭太(山﨑賢人)との恋もなかなか進まず、イケメンパティシエと恋の三角関係も繰り広げられる展開も気になるところ。

やがて、(相手は誰になるんだろうなあ)仕事と並行しての結婚・出産を経て能登で自らの家族を持ち、一度は絶縁した父との和解や母の夢の応援、幼なじみたちとの再会と自身のさらなる成長。



最終的に希の小さなケーキ店は人々の憩いの場となって、故郷に笑顔を与えるということになる展開といえば、かの2013(平成25)年4月より放送されて社会現象となったNHK朝ドラ『あまちゃん』で魅せてくれた、ヒロインまたはアイドルによる地方活性化の側面の再来かなあ。


脚本は、人間模様では2011(平成23)年7月より放送のNHKドラマ10『向田邦子ドラマ・胡桃の部屋』、恋と友情と仕事に生きる等身大の女性像では2012(平成24)年5月より公開の映画『ガール』、それぞれしっとりと魅せてくれた、篠﨑絵里子によるオリジナル作品。

この度の物語の要となるものは洋菓子。

パティシエを目指すヒロインを繊細に描くため、現在世界中の注目の的の石川県七尾市出身の人気パティシエ・ 辻口博啓が製菓指導にあたるという。


高橋練制作統括曰く、「パティシエ」という職業に重ね合わせ、ドラマを通して「人々に喜びを与えること」を念頭に制作に取り組むとの意気込み。

能登を舞台にした理由は、『能登はやさしや土までも』という言葉。

そして、「土まで優しい。いわんや人はどれだけか」という意味をも込めているという。


取材を通しての100人以上の能登の人たちとの出逢いでは、初対面の我々に優しい方ばかりだったとのこと。

どの方も本当に話が面白く、この土地と人たちを舞台にドラマを作りたいと。


パティシエをテーマに選んだ理由は、フランスの巨匠ことピエール・エルメとのある雑誌の対談からの言葉。

「僕にとって菓子とは食べる人に喜びを差し上げること。他の理由なんてない。それ以外の理由があったらお菓子作りにならない」

そのままNHK朝ドラに置き換えると、「朝ドラとは毎朝見てくれる人に喜びを与えること。他の理由なんてない。それ以外の理由があったら朝ドラじゃない」ということかなあ。

そして、脚本を手掛ける篠﨑絵里子には、登場人物を愛情豊かに描く名シェフとの絶賛。



七尾市の洋菓子と言えば、石川県七尾市古府町にー32にある能登製菓株式会社。


特に、そこで生産される洋菓子。

『星のチュロス&ハーゲンダッツセット♪ (星のチュロス2箱&ハーゲン6個)』、

『星のチュロス・ミルク味 10本入 1パック』、

『星のチュロス・チョコ味 10本入 1パック』 。


チュロスとは、スペイン発祥の定番おやつ。

スペイン語で、馬の蹄の形を意味する言葉。


海外のチュロスは独特の風味ゆえ苦手意識を掻き立てられてしまいがち。

それを踏まえて「星のチュロス」は、日本人の口に合うように、やさしくて簡素な味を追求して、25年以上...。

菓子や揚げ物に多くなりがちなトランス脂肪酸を、国の含有比率規制の基準値2%以下に抑えているために、子どもたちにも安心して口にできるという。

火を通しても、まっすぐで折れにくく、カリッとしっとりな食感で...。

外はサクッ、中はしっとり、もっちりした揚げたて、飽きのこないやさしさ。



この度の『まれ』の放送。


同じ石川県の能登地方で、七尾市から輪島市へ、「星のチュロス」のような彩を届けることになるのかもしれない。


特に、それまでのサラサラのロングヘアーを切ってショートカットにした津村希を演じる土屋太鳳の魅力とともに、石川県能登地方が光り輝くことになるんだろうなあ。
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