北陸新幹線 路線 駅 観光 食
2015(平成27)年となって、3月30日月曜日より放送開始のNHK朝ドラ『まれ』が気になる今日この頃のこと...。
あの2013(平成25)年4月1日月曜日より放送されて社会現象となったNHK朝ドラ『あまちゃん』で火の点いた地方活性化の兆しが、再び見られることになるのかなあ。
その布石としてなのか、金沢まで伸びる北陸新幹線が、2015(平成27)年3月14日土曜日に、いよいよ開業へ...。
新幹線がとうとうここまでに...。
観光においても食文化においても、交流が広がってゆくんだろうなあ。
ことの始まりは、1964(昭和39)年3月23日の日本鉄道建設公団発足と東京オリンピック開催が決定してから....。
同年10月1日の東海道新幹線(東京 - 新大阪)開業の勢いに乗じての、翌年1965(昭和40)年9月26日、金沢市の石川県体育館での「1日内閣」において発表された北陸新幹線構想より具体化への動きが...。
しかし、新大阪から延伸する形での山陽新幹線が1972(昭和47)年3月15日に岡山まで暫定開業、さらに1975(昭和50)年3月10日に博多までの全線開業の一方で、急峻な山と日本海側に吹き付ける大雪に阻まれてきただけあって、なかなか実現に至らない歳月が流れることに...。
やがて、雪国ならではの大雪対策技術の向上の甲斐あって、埼玉県・大宮が起点の1982(昭和57)年6月23日の東北新幹線の盛岡までの暫定開業と、同年11月15日の上越新幹線の新潟までの暫定開業へ。
そして、バブル経済と反動の不況による紆余曲折を経て、1998(平成10)年の長野オリンピック開催に間に合わせる形で、1997(平成9)年10月の長野新幹線開業と新幹線東京乗り入れへ..。
いよいよ、2005(平成17)年4月下旬の金沢までの工事実施計画(フル規格)認可および建設工事着手へ...。
以後、約10年近くの歳月が流れて...。
新潟からの時間短縮が上越新幹線開業で可能になったのと同じように、金沢・富山・長野からの時間短縮が北陸新幹線開業で可能になったからには、東京でも金沢でも開業当日は大賑わいだろうなあ。
すなわち、日帰り出張も可能になるわけで、新潟同様、金沢・富山・長野の将来における経済効果もまさに気になるところ...。
ただ、失礼ながら、一方で気になってしまうのは、東京・長野・糸魚川・富山・金沢といった主要駅としての活性化の裏で、通過駅としてこぼれ落ちそう(?)な地方の魅力をいかに発信するかに尽きる???
長野新幹線当時の通過駅として際立ってしまった(?)地方の将来の動向の気になることは変わらないものの、この度の北陸新幹線開業のこと、長野から金沢の間にも、つい注目せざるを得なくなってしまうもので...。
長野から先は、飯山、上越妙高、糸魚川、黒部宇奈月温泉、富山、新高岡、金沢、という順番に到着か...。
主要駅以外(?)の地方の魅力の満喫の第一歩となるのは、胃袋をがっちりと掴ませることになるのかもしれない???
その布石(?)とでもいうのかなあ、『北陸ルート巡り ご当地カレーセット』という、地方それぞれのカレー、すなわち北陸ルートの各駅ゆかりのカレーをセットにした詰め合わせ、なかなか美味しそうで、楽しみに...。
飯山駅には、飯山の焼きカレー店『ペンティクトン』の"飯山産きのこ"と"みゆきポーク"入りの【おうちで焼きカレー】が...。
上越妙高駅には、新潟県妙高市に古くから伝わる香辛調味料"かんずり"の入る【かんずり屋さんのゆずカレー 牛肉入り中辛】が...。
黒部宇奈月温泉駅には、黒部峡谷が育んだ宇奈月地ビールでじっくり煮込んだ【宇奈月ビールカレー】(辛口)が...。
富山駅には、富山ブラック仕立てのカレー【富山ブラックスープカレー】が...。
新高岡駅には、旧・高岡高校がモデルの、石川県・日本自動車博物館【博物館カレー】が...。
金沢駅には、金沢カレーの特徴"濃厚なルー"と加賀野菜の詰まった、【古都金沢カレー】(2袋入り)、【アルバ熟成カレー】、壺屋壺亭の【金沢カレー】(野菜入り)が...。
そして、白山総合車両基地には、白山麓名物"堅豆腐"をカレーに仕立てた【白山堅豆腐カレー】が...。
あらゆる食を堪能してからの御口直しとなれば、まず天然水かなあ。
「水の王国とやま」において、1947(昭和22)年創立の五洲薬品からは、「生命の根源は太陽と水と緑である」を基本理念とし、「美と健康」をテーマに、健康づくりに役立つ独創的な製品を目指し日々取り組む中、パパイン植物性酵素配合の入浴剤をはじめ、医薬部外品・化粧品・機能性食品、飲料・ミネラルウォーターなどの、多くの製品が製造されるまでに...。
中でも、北陸新幹線開業記念として"W7系デザイン"のペットボトルに富山の天然水を充填した【五洲薬品:W7系デザインのペットボトル「富山かがやき天然水」500X24本】は、自然本来の美味しさを活かし、まろやかな口当たりが特徴の硬度16の軟水。
金沢を始発駅かつ終着駅とする石川県の特産物の一つと言えば、「霊峰白山の水」という天然水が...。そう、塩素殺菌の水道水とは違って、「霊峰白山の水」は天然水。地下75mから汲み上げた白山の伏流水、すなわち窒素分の少ない腐らない水、水本来の美味しさを存分に堪能できる【霊峰白山の水 550mlx24入】...。
天然水だけでは物足りないならば、香り高さと上品な味わいで定評ある1863(文久3)年創業から百四十余年の加賀の『丸八製茶場』と株式会社ハイピースが共同開発した【北陸新幹線E7系 ハイピース 加賀棒茶 ほうじたて ペットボトルケース売り (500mlX24本)】も、良い御口直しに...。
いずれにせよ、この度の北陸新幹線開業で、金沢のみならず、沿線でのそれぞれの地方の魅力がより深まり、末永く広く浸透すること、末永く祈りたいなあ。
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