ももいろクローバーz 青春賦 CD Blu-ray
まず、ももクロメンバー全員による演技初挑戦、いかに魅せてくれるんだろうか。
2015(平成27)年2月28日土曜日公開となる高校演劇部を舞台とした映画『幕が上がる』での、演じる役どころは、以下の通り。
百田夏菜子が演劇部部長の高橋さおり。
玉井詩織は3年の橋爪裕子。
高城れには3年の西条美紀。
有安杏果は演劇強豪校からの転校生・中西悦子。
佐々木彩夏は2年の加藤明美。
これまで魅せてくれた、ももクロメンバー出演のバラエティーでの面白いやりとり、青春映画における群像劇として昇華されることになるんだろうなあ。
原作は、2012(平成24)年11月に講談社より発売された劇作家の平田オリザによる青春小説。
弱小高校演劇部が、元・学生演劇の女王だった新任教師・吉岡美佐子(黒木華)とともに全国大会を目指す物語の展開が、一番の見所で...。
監督は、あのフジテレビ『踊る大捜査線』シリーズを手がけた本広克行。
大林宣彦監督からは「僕の後継者だね」と肩を叩かれて、山田洋次監督からは「君はこういう映画を撮れるんだねぇ」と褒められたという。
本広監督曰く、「アイドルの映画だけで絶対に観に来ない人がいる」という潮流がある以上、本気でやらないとモノノフ(ももクロファンの愛称)しか見てくれないものになる危機感から、ファン以外の層にも訴求できる作品作りを進めたからとか...。
5月からは、同作の舞台も、ももクロ主演で本広演出で上演されることも決定しているから、楽しみ。
もちろん、本公開も、予想されるDVD/Blu-ray発売も...。
かなり長い前置きになってしまったけど...。
かの『幕が上がる』の主題歌で、14枚目のシングル「青春賦」は、3月11日水曜日に発売...。
先日に目にすることになった「青春賦」MVは、まさに青春映画そのもの、といったところだったなあ。
背景の富士山が旅情を誘うかのようで、まさに心地良いのはもちろん...。
高校の授業風景、休み時間での友人との語らい、演劇部での活動ぶり、修学旅行、合唱コンク-ル、卒業式、といったありのままの光景が...。
肝心の曲調は、生ピアノ一本とももクロメンバーのヴォーカルを基調に、バックコーラスによる合唱と、ストリングスの少し入ったクラシック。
何と、文部科学省推薦も獲得できたとのこと。
これは将来にわたって合唱コンクールや卒業式にでも、大いに重宝される予感で、いっぱいになりそう。
「青春賦」のカップリングには、初回限定盤A、初回限定盤B、通常盤によって、ばらつきのあるものの、いずれも聴き応えのあるものばかり...。
初回限定盤Aには、映画挿入歌として、新たに収録した「行く春来る春」と、ももいろクローバー時代以来のライブの定番である「走れ! -Zver.-」、収録3曲の(off vocal ver.)も...。
特典には、かの「青春賦(Music Video)」の収録されたBlu-rayが...。
初回限定盤Bには、先の「走れ! -Zver.-」に加えて、同じく挿入歌として、ももいろクローバー時代以来のライブの定番である「Link Link」と、収録3曲の(off vocal ver.)も...。
特典には、「走れ! -Z ver.-(Music Video)」の収録されたBlu-rayが...。
通常盤には、「青春賦」と「走れ! -Zver.-」と「行く春来る春」と「Link Link」、収録4曲の(off vocal ver.)が...。
いずれにせよ、新曲発売と映画と舞台、待ちきれない日の続くことになりそう。
先の、本広監督の証言する"ももクロの魅力"とは、3点。
「準備から"全力"」
「鍛えられた"自由"」
「現場でもアイドル」
素晴らしい。
長く生き抜ける決め手になるんだろうなあ。
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